平素は、解釈学会の活動にお力添えいただき、衷心よりお礼申し上げます。

常任委員会では、会員増加の方策を取りつつ支出全般を見直し、学会活動に支障をきたさない範囲で、経費削減を行ってまいりました。

ただ、他の文系学会同様、会員の減少に伴う会費収入減のため、経費削減も限界を迎えつつあります。

そこで機関誌の印刷業者、及び、事務局を引き受けていただいている銀の鈴社と交渉し、費用の圧縮をお願いしました。一方、学会活動が持続可能であるためには、相応の繰越金が必要とも考えております。

こうした現状を踏まえ、常任委員会で慎重に検討した結果、機関誌『解釈』を第736集から年4回刊行に変更せざるを得ないと判断するに至りました。

茨城大学での令和5年度第55回全国大会総会において、機関誌『解釈』の年4回刊行への変更を提案し、ご承認いただきましたので、ここにお知らせいたします。従来よりも増頁を図るなど、会員の皆様の投稿機会の減少を極力避けつつ、様々な工夫によって一層紙面を充実させ、機関誌としての役割を十分に果たす所存です。

また、今後とも財政改善に継続的に取り組んでまいりますので、ご理解と倍旧のご支援を賜りたく、お願い申し上げます。

   令和5年9月9日

解釈学会常任委員会