1.投稿の種類
投稿原稿の種類は以下の通りとする。
【論文】
国語・国文学、国語教育等の分野の研究成果を示す未発表(口頭発表は可。Web等で公開しているものは「既発表」として扱う)の論文。研究上意義のある資料の紹介等を中心とするものも可。枚数は、原則として組み上がり(一頁二段組み、一段二十三行、一行二十九字。タイトル・著者名等は上下ぬきで八行分)で原則として十頁(四百字詰原稿用紙で三十三枚程度)以内とする。
【研究ノート】
最終的な結論、決定的な論拠を示すにいたっていない研究中の問題についての中間報告等。枚数は、組み上がり(一頁二段組み、一段二十三行、一行二十九字。タイトル・著者名等は上下ぬきで八行分)で数頁から十頁。
【資料紹介】
新資料を紹介し、情報公開の場を共有する。原則として組みあがり(一頁二段組み、一段二十三行、一行二十九字。タイトル・著者名等は上下ぬきで八行分。写真も可)で写真も含めて十頁。分載も可。
【研究余滴】
研究や教育活動に関する短文、エッセイ。組み上がり(一頁三段組み、一段二十五行、一行十九字。タイトルは一段七行分)一頁ないし二頁。
【書評・新刊紹介】
「書評・新刊紹介」でとり上げるものは、会員の著書で、原則として、研究書・注解書・索引等学術的な意義を有するものとし、小説・随筆集・歌集・句集等は除く。なお、「書評」は、客観性を保つために自著以外のものとし、投稿によるもののほか、編集委員会で推薦し、執筆を依頼されたものを掲載する。「新刊紹介」は、自著も可。組み上がり(一頁二段組み、一段二十三行、一行二十九字。タイトル・著者名等は上下ぬきで八行分)一頁から四頁程度のものがのぞましい。
【文学碑めぐり】
文学碑(歌碑・句碑・詩碑・小説等の作品の一部を記したもの等)、または文学者(作家、歌人、俳人。国学者・随筆家・語学研究者等も含む)の顕彰碑等の紹介文と写真。文章の内容は、「所在地」「交通」「建てられた時期」「碑文」等。また碑の内容や文学者にまつわる話等。写真は、背景となる風景と碑、碑面(側面もしくは背面等も)。なお、写真撮影者は文章と別でもよい。写真を含めて、組み上がり(一頁三段組み、一段二十五行、一行十九字。タイトル等は一段七行分)三頁まで。
2.論文の分類
論文は、「上代・中古」「中世・近世」「近代」「国語学」「国語教育」「その他」に分けて審査するので、投稿者は原稿冒頭にその分野名を記入すること。研究方法論、文学史論などは「その他」に含まれる。
3.投稿資格・掲載
投稿は個人会員に限る。なお、大会における講演等の依頼原稿は会員外のものも掲載する。
「論文」「研究ノート」の掲載は、原則として各年度一回までとする。ただし「書評」「新刊紹介」「研究余滴」「文学碑めぐり」等は「論文」「研究ノート」を掲載した年度に重複して掲載可とし、回数を制限しない。
4.原稿の形式、タイトルの英訳等
経費節減のため原則として手書きではなくパソコン等で組み上がりの形で作成し、電子データを添付し、プリントアウトした原稿四部を送ること。原稿には氏名、勤務先等を明記。要旨(八〇〇字以内。論文・研究ノートのみ。「書評」「研究余滴」「文学碑めぐり」は不要)、タイトルの英訳および氏名のローマ字表記を添える(別紙)。
5.投稿原稿について
投稿原稿は原則として返却しない。
6.審査
投稿原稿は編集委員会で審査し、採否を決定する。
7.校正
著者校正は初校の一回のみとする。
8.掲載謝礼
掲載された執筆者には掲載誌3冊贈呈(追加を希望する場合は掲載誌を二割引で)。
9.投稿先
248─0017
神奈川県鎌倉市佐助一─一八─二一
株式会社 銀の鈴社内
解釈学会事務局