『解釈』58巻総目次を掲載いたします。研究のご参考にお使い下さい。
◆664集(第五十八巻第一・二号)
平成24年1・2月
《特集 近代》
独歩という作家――抱月、ワーズワースとともに――横田 肇
小泉八雲『果心居士の話』論―――物語の空間――林 淑丹
反『伊豆の踊子』としての『富嶽百景』――共通する再生の旅と離反する恋愛――森 晴彦
丹羽文雄「台湾の息吹」論廖 秀娟
削除された「過去」/「過去」との〈再会〉――川端康成「再会」論――山中 正樹
川端康成『山の音』における「魔界」思想の位相――戦争の影、戦後の世相、そして異界の構築――李 聖傑
図書紹介
小久保崇明著
『宇津保物語の語彙・語法など』
『随 想』片山 武
文学館めぐり 180
三浦綾子記念文学館竹林 一志
訃報
全国大会研究発表者募集のお知らせ
解釈学会会則
解釈学会事務局住所移転のお知らせ
◆665集(第五十八巻第三・四号)
平成24年3・4月
《特集 古代》
『源氏物語』「簾を捲き上げ」考
吉海 直人
『源氏物語』における「いとほし」の語について濱橋 顕一
『更級日記』「猫への転生」段の位置づけ
久我 有生
『夜の寝覚』における和泉式部歌享受の意義――「我は我」と「同じ心に」の解釈を通して――岸本 悠子
「閑居百首」雑部における漢詩文摂取
村中 菜摘
万葉地名の異訓と歌枕表現の展開――ハツセとトマセ――津田 大樹
門部王京を思ふ歌(『万葉集』三七一番歌)論梅木 裕
書評
大槻福子著『『夜の寝覚』の構造と方法』
中西 健治
文学館めぐり 181
天理大学附属 天理図書館片山 武
『解釈』表紙文学館リスト 抜粋
全国大会研究発表者募集のお知らせ
全国大会~釧路大会~特別パッケージプランのご案内
解釈学会事務局住所移転のお知らせ
彙報
◆666集(第五十八巻第五・六号)
平成24年5・6月
《特集 国語教育》
『解釈』誌上の石井論文小林 國雄
「反義複合語」を用いた漢字語彙指導の開発――漢字熟語の字順法則を探る――
李 軍
漢字教育・中国語教育の国際化と中日韓の対応――東アジアにおける漢字文化圏の再構築――臧 世俊
詩教育における鑑賞文の有効性――中国河南師範大学における日本語教育実践を踏まえて――大井 一郎
北播磨の時代的・文化的背景と関連付ける古典の指導――「平家物語」三草合戦の場面を読む――宮内 征人
梶井基次郎「檸檬」の授業――小説「檸檬」の「語り手」について5W1Hでまとめよう――菅原 利晃
教材「スイミー」の指導の一考察――挿絵の意義について――有働 玲子
文学館めぐり 182
池波正太郎真田太平記館小林 國雄
国語教育情報
情報
文学館情報
平成24年度解釈学会全国大会~釧路大会~
特別パッケージプラン・更新版のご案内
彙報
◆667集(第五十八巻第七・八号)
平成24年7・8月
《特集 近代》
横光利一「夜の靴」成立過程論への前¥外字(976c)――見出される〈祈り〉――
横光利一「夜の靴」試解――〈詩〉の引用について――山本 美紀
川端康成「雪」『掌の小説』論――「疲労の果て」と「雪の鳥」――森 晴雄
「一つのメルヘン」および「夏の夜に覚めてみた夢」の表出構造について――中原中也の発想および詩法の類同性についての知見――岡崎 和夫
¥外字(9829)まことの〈風刺的画文〉――『平民新聞』から『虫類図譜』まで――
中村 誠
[資料紹介]
川端康成の茨木中学後輩・小笠原義人に係る資料二点片山倫太郎
文学館めぐり 183
鶴見大学図書館片山 武
研究発表要旨
◆668集(第五十八巻第九・十号)
平成24年9・10月
《特集 中世・近世》
「あれな」と「あれや」――西行歌の特異表現とその周辺――稲田 利徳
伊勢三郎義盛の前身渡辺 達郎
源光行の鎌倉下向と一時上洛織田百合子
第四十四回解釈学会全国大会 基調講演
小学校教科書に導入された百人一首の諸問題吉海 直人
第四十四回 解釈学会全国大会記録
細川 恒
文学館めぐり184 伊丹十三記念館
野口 裕子
書評
織田百合子著
『源氏物語と鎌倉――「河内本源氏物語」に生きた人々――』中野 幸一
平成二十三年度事業報告
平成二十四年度事業案
平成二十三年度決算報告
平成二十四年度予算案
解釈学会会則 改訂版
解釈学会賞規程
解釈学会役員・解釈学会組織図
役員選出規程
『解釈』への投稿とその審査について・平成二十五年度『解釈』編集委員
投稿規程
『解釈』における表記の統一について
彙報
『解釈』表紙文学館めぐり総リスト
◆669集(第五十八巻第十一・十二号)
平成24年11・12月
《特集 国語学》
承認、疑問、希求――文の語り方をめぐって――竹林 一志
古活字本『伊曽保物語』の疑問詞疑問文
濱千代いづみ
『新後撰和歌集』の「詞書」の語彙――特徴的な使用語を中心に――若林 俊英
疑問詞に下接する係助詞について
半藤 英明
[余滴]
『大和物語』百三十五段「火取り」の「たき物のくゆる心はありしかどひとりはたえて寝られざりけり」の解釈――「の」の用法について――赤羽 学
サホビメ物語の形成――記紀の原資料と『春秋左氏伝』――仁平 道明
平成二十四年度 第四十四回解釈学会全国大会公開シンポジウム記録
伝統的な言語文化と百人一首佐野比呂己
文学館めぐり 185
奥の細道むすびの地記念館恒松 侃
解釈学会会則
『解釈』における表記の統一について
『解釈』総目次