『解釈』総目次 第六十九巻第一・二号〜第十一・十二号

◆730集(第六十九巻第一・二号)令和5年1・2月《特集 近代》

齋藤綠雨「門三味線」論 ──常磐津の物語── 齋藤 樹里

平林たい子「殴る」の新しさ──語りの特徴、構造からの把捉── 山本 美紀

横光利一「夜の靴」の問い──現地調査に基づく試み── 井上 明芳

芹沢光治良『人間の運命』に関する一考察──成就しなかった恋愛の意味── 鈴木 吉維

翻訳という共同戦線──三島由紀夫作品の英訳をめぐって── 村上 智子

三浦綾子の初期作品と戦争──戦争の描かれ方をめぐって── 竹林 一志

令和5年度第55回 解釈学会全国大会

研究発表者募集のお知らせ

文学碑めぐり 49

「早春賦」の碑(安曇野・穂高川畔) 岩渕 肇(写真)・仁平 道明(文)

解釈学会会則

『解釈』投稿規程

あとがき

◆731集(第六十九巻第三・四号)令和5年3・4月《特集 古代》

万葉集巻一巻頭歌の解釈 黒田  徹

『源氏物語』浮舟出家時の連作歌解釈

             山崎 和子

『源氏物語』若菜上巻における謙譲語の一考察            藁谷 隆純

「三十六歌仙」所収和歌の分類について 吉海 直人

定家「あらしふく」詠上句における絵画性および漢詩文摂取──下句への対照的視点を中心に── 村中 菜摘

《資料紹介》後鳥羽院に関する二つの資料──後鳥羽院御口伝と遠島御歌合── 柳田 忠則

〔研究余滴〕井のもとに出でてあそびけるを 仁平 道明

令和5年度第55回 解釈学会全国大会

研究発表者募集のお知らせ

文学碑めぐり 50

西尾市の村上鬼城句碑(若竹吟社・浅井診療所・真成寺・華蔵寺) 加藤 早苗

『解釈』執筆要項 『解釈』投稿規程

『解釈』表紙 文学碑めぐり 掲載リスト 

あとがき

◆732集(第六十九巻第五・六号)令和5年5・6月《特集 国語教育》

事実と意見に着目した読み方により説明的文章の要点をどの程度正確に捉えられるか 渡邉 幸佑

中学生の作文にみられる表現力に影響を及ぼす使用語彙の特徴 古川 理彩

プロセスの指導と対話を重視した書くことの学習指導研究──小学校低学年におけるICT環境を生かした学習指導の具体化── 渥美 伸彦

新学習指導要領下での持続可能な評価の在り方の一提案 小沢 貴雄

学校教育における文学的文章に対するロシアと日本のアプローチ──作品読解の着眼点や切り込み方の異同に着目して── 折川  司

柳田国男監修高等学校国語科教科書における単元「紀行」を検討する 佐野比呂己

文学碑めぐり 51

中原中也詩碑『桑名の驛』(三重県・桑名市) 中村 孝一

あとがき

◆733集(第六十九巻第七・八号)令和5年7・8月《特集 近代》

瀧口修造「地球創造説」論──トリスタン・ツァラ受容との関わりから── 大川内夏樹

「文明の革命」の可能性──夏目漱石『二百十日』論── パク・ヨンソン

田山花袋『曠野の恋』を読む 岸  規子

三島由紀夫と東文彦における〈馬〉──「花ざかりの森」と「凩」とのつながり── 阿部 孝子

〔資料紹介〕田山花袋の新出短歌七首──周辺人脈を窺わせる資料として── 小堀 洋平

〔研究余滴〕蘆花にとっての「鬼」 半藤 英明

文学碑めぐり 52

齋藤茂吉歌碑(熊野古道・大雲取峠)──随筆『念珠集』の背景── 半田 美永

令和五年度第55回 解釈学会全国大会

研究発表要旨

『解釈』投稿規程  『解釈』執筆要項

あとがき

令和五年度 第55回 解釈学会全国大会要項・申込葉書

◆734集(第六十九巻第九・十号)令和5年9・10月《特集 中世・近世》

『徒然草』第十一段解釈私考──「まはりをきびしく囲ひたりしこそ」をめぐって── 佐藤 智広

冷泉為相女小考──東国を旅する歌道家の女性── 金  亜奇

『雨月物語』における方位思想──「吉備津の釜」を中心に── 石上  敏

〔研究ノート〕

平家物語八坂系巻九の川瀬本・右田本などの性格──第二類本との関係── 伊藤 一重

〔研究ノート〕お里のたよりも絶えはてた──三木露風「赤とんぼ」(「赤蜻蛉」)についての誤解──  仁平 道明

文学碑めぐり 53

小林一茶「母馬が」の句碑(千葉県松戸市常盤平 子和清水一号緑地) 黒田  徹

令和五年度 第55回 解釈学会全国大会

令和五年度 第55回 全国大会記録 初谷 和行

令和四年度事業報告・令和五年度事業案

令和四年度決算・令和五年度予算案

機関誌『解釈』発行回数変更のお知らせ

特集企画へご寄稿のお願い

刊行日程変更と増ページのお知らせ

あとがき

彙報

◆735集(第六十九巻第十一・十二号)令和5年11・12月《特集 国語学》

現象文の表現形式 田中利砂子

嵯峨の屋おむろデアリマス形式の使用について 田貝 和子

故事成語「百聞不如一見」考──引用型成語の言語的観点に照らして── 樋口 敦士

『源氏物語』若紫巻「あきのゆふべは」再考 小林 理正

〔研究余滴〕徳冨蘆花の俳句と短歌 半藤 英明

〔研究余滴〕「ごんぎつね」の読みの可能性──夢幻能・失われた母・フローベール── 髙橋 正人

令和5年度 第55回 解釈学会全国大会公開講演記録

小説における「語り手」と「書き手」 橋浦 洋志

文学碑めぐり 54

ラフカディオ・ハーンの碑(ギリシャ・レフカダ島)    中島 紀子

令和6年度第56回解釈学会全国大会研究発表者募集のお知らせ

刊行日程変更と増ページのお知らせ

『解釈』投稿規程

『解釈』総目次

あとがき